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『網走番外地 北海篇』(あばしりばんがいち ほっかいへん)は、1965年の日本映画。主演:高倉健、監督:石井輝男、製作:東映。1965年度の配給収入第3位。 == 概要 == 『網走番外地』シリーズの第4作。主人公・橘真一が走らせるトラックに乗り込む男女達の悲喜劇を串団子方式に見せ場の連続で描く。ジョン・フォード監督『駅馬車』をベースとしている。石井輝男は後のインタビューで、伏線がキッチリと張られた大家のシナリオよりどこに行ってしまうか分からないシナリオのが好み、と語っており、当作品は典型的プログラムピクチャーでありながら石井の個性と嗜好があらわれている。 (この作品に限らず網走番外地シリーズにいえる事だが)主人公の橘は軽口を叩いてヘラヘラしていても、時としては真面目で強い芯を持っている事を示し、高倉健のフットワークの軽さが光る。そして新東宝時代からの石井作品の常連・嵐寛寿郎演ずる鬼寅をはじめ、田中邦衛・杉浦直樹・由利徹といった定番の脇役も、高倉を食ってしまうほど個性が光り、大原麗子は石井作品での特徴的な勝気な女性キャラクターを演じている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「網走番外地 北海篇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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